建築家から映画監督に転向したという異色の経歴を持つアルフレッド・ソウルが手がけ、1970年代スラッシャー映画の隠れた名作とも言われる一作。教会で聖餐式のさなかに1人の少女が殺され、12歳の姉アリスに疑惑の目が向けられる。そして、その疑いが晴れないまま、次々と殺傷事件が起きる。事件の発端となる最初の犠牲者を少女時代のブルック・シールズが演じており、彼女のデビュー作としても知られる。1976年に製作され、当時日本で劇場未公開。その後、マスター等の紛失により長らく幻の作品となっていたが、2019年にオリジナルネガが発見され、2Kスキャンでデジタル修復された。それにより、2020年8月に日本でも初の劇場公開が実現。