イギリスのジャーナリストが自らの体験を綴ったノンフィクション小説を、マイケル・ウィンターボトム監督が映画化。戦火のサラエボを訪れた記者マイケルは、そこでミエラという孤児に出会う。彼はサラエボの悲惨な状況を必死で取材するが、本国イギリスの人々にとっては所詮海の向こうの他人事。そして彼は、ミエラを救う為にある決断をするのだった。殺戮が繰り返されるサラエボの惨状を、実際のニュース映像を織り交ぜながら描いた傑作。