若い妻と長年の仲間と共に、いつも見事な仕事をこなすプロの強盗ジョー。彼は、自分の顔が割れてしまったことをきっかけに引退を決意する。そして、最後に選んだ獲物は、空輸寸前の金塊だった。「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」で再評価のハックマンが久々の主演、「ハンニバル」の脚色(途中交代)、「スパニッシュ・プリズナー」(監督・脚本)などを手がけたマメットの最新作。全米で公開され初登場第5位を記録した。なお原題は「泥棒」の意味。