イギリスの国立劇場ロイヤル・ナショナル・シアターで上演された舞台を映像化し映画館のスクリーンで上映する「ナショナル・シアター・ライブ」の1作。「シンドラーのリスト」などの名優レイフ・ファインズが主演を務め、ニューヨークの創造主と呼ばれた実在の人物ロバート・モーゼスを演じた「ストレイト・ライン・クレイジー」を収録。 ロバート・モーゼスは40年間にわたり、権力者を操ってニューヨークの労働者の生活向上に尽力してきた。しかし彼に対立する抗議団体が登場したことで、民主主義の弱点が表面化していく。 「めぐりあう時間たち」などの脚本家としても知られる劇作家デビッド・ヘアの戯曲を基に、「ミス・シェパードをお手本に」「英国万歳!」のニコラス・ハイトナー監督が演出を手がけた。