ナポレオン(1955)

ナポレオン(1955), 1956

7.6 1956.06.15上映
フランス フランス語 プロット 00分
フランス劇壇の名優リュシアン・ギトリーの息子として、演劇、映画の両方面にめざましい活躍ぶりを見せているサッシャ・ギトリーが、自ら脚本、台詞の筆を執り、監督したオール・スター・キャストで、「とらんぷ譚」以来、実に十数年ぶりのことである。配役の豪華なことは、フランス映画空前であるばかりか、世界にもその例を見ないほどで、ナポレオンの若い時をダニエル・ジェラン、青年以後を「肉体の怒り」のレイモン・ペルグラン、彼の最初の恋人を「アンリエットの巴里祭」のダニー・ロバン、彼の第一の妻を「夜の騎士道」のミシェル・モルガン、彼の最初の子を生んだ女性を「赤と黒(1954)」のダニエル・ダリュー、史上有名な恋人ワレフスカ夫人を、ギトリーの五度目の妻である「俳優」のラナ・マルコニ、第二の妃をドイツの名女優マリア・シェル、他にピエール・ブラッスール、O・W・フィッシャー、ジャン・マレー、イヴ・モンタン、ミシュリーヌ・プレール、セルジュ・レジアニ、エリック・フォン・シュトロハイム、アンリ・ヴィダル、オースンー・ウェルズなどが入れかわり立ちかわり登場、ギトリー自身も、ナポレオンの生涯を左右した外交界の大立物タレイランの役で登場している。