「ジョン・ウィック コンセクエンス」「マチェーテ・キルズ」などのハリウッド作品でも活躍するチリのアクション俳優マルコ・サロールが主演した、チリ発のアクション映画。 16世紀、コンキスタドールによってインカ帝国が滅びた。インカ武術の達人たちが操った必殺の戦闘術「コンドル拳」について記された書物は隠され、それから何世紀にもわたって、コンドル拳の継承者によって大切に守られてきた。師からコンドル拳を学んだ戦士の男は、コンドル拳の継承者に選ばれるが、双子の弟にすべてを奪われてしまう。書物を狙う猛者たちや、弟の手下たちからも追われる身となった男は、壮絶な戦いに身を投じていく。 幼い頃から武術を学び、ジークンドーやキックボクシングなどの格闘技を習得してきたサロールが、鍛え上げられた肉体から繰り出す打撃技の数々が見どころ。監督は、サロール主演の「ザ・リディーマー」を手がけたエルネスト・ディアス=エスピノーサ。