ブルー・バタフライ

ブルー・バタフライ, 2017

5.5 2017.12.02上映
アメリカ・日本合作 英語 プロット 89分
故・高倉健を題材にしたドキュメンタリー「健さん」を手がけた写真家・日比遊一の初の劇映画作品で、都会の孤独の中でもがき生きる人びとの苦悩を描いた。義父から性的暴行を受け、本来のやさしい性格から一変し、酒やドラッグに身を任せる荒んだ生活を送るようになったメキシコ系の女性ヤズ。そんなヤズを守るために罪を犯した義兄のマニーは、現在は仮釈放の身だが、困ったときに頼ってくる義妹をなんとか支えようとする。マニーの保護観察官ブレナーは、マニーに自分のせいで死んでしまった亡き息子の姿を重ね、マニーを立ち直らせるために、彼からヤズをひき離そうとする。さまざまな人びとの思いが交錯する中、ヤズの荒れた行動はますますエスカレートしていく。