「デストロイ・ヴィシャス」「乱死怒町より愛を吐いて」の島田角栄監督が、前作「PLAN6 CHANNEL9」でも起用したお笑い芸人の鳥居みゆきを主演に据えて描いた作品。最愛の夫を通り魔事件で亡くしたヴィヴィアンは、悲しみのあまり妄想にとりつかれ、引きこもりの青年・山本を通り魔殺人犯と決めつけて毎日のように因縁をつけている。山本は、そんなヴィヴィアンに対処しているうちに、彼女に対して奇妙な感情を抱き始める。そしてある日、かつて町をヤクザから救った過去を持つ痴呆症の玄太朗の妄想とヴィヴィアンの妄想がリンクし、事件が起こる。