日本映画史に残る名作とひとつと言われる山中貞雄監督の「丹下左膳餘話 百萬両の壷」を「冷静と情熱のあいだ」で日本アカデミー賞撮影賞を受賞した津田豊滋監督が監督・撮影・編集の3役を担当してリメイク。製作・脚本は津田監督と「王様の漢方」でも組んだ映画評論家でもある江戸木純。右目と右腕を失った剣の達人、丹下左膳は5歳の孤児ちょび安の面倒を見るはめに。ちょび安が持つ金魚鉢には隠し軍資金の秘密が隠されていた。