フィリピンの最貧困エリアに生きる子どもたちの姿をとらえたドキュメンタリー。 フィリピンで第2のスモーキーマウンテンと呼ばれるゴミ集積所パヤタス地区で、8年以上にわたって取材を敢行。危険な岩山でハンマーを振りかざして砂利をつくる少年、ダイオキシンの影響で水頭症になった少年と少女、荷物運びで背骨が曲がってしまった少年など、過酷な環境下で暮らす子どもたちの生活に密着しながら、さまざまなエピソードを静かに映し出す。 黒沢清監督作「ドレミファ娘の血は騒ぐ」などの撮影監督として知られるフィリピン在住40年の瓜生敏彦が、撮影監督ビクター・タガロと共同で初監督を務めた。
導演演員