第2次世界大戦直前に、短くも鮮烈な青春期を送った十代の学生たちを描いたドラマ。スターリン時代の、純粋な学生たちの主義主張をゆがんだ教条主義でおし殺す暗黒社会の実態を、力強く浮き彫りにした力作。音楽はヴィバルディの既曲および30年代のソ連の曲を使用している。87年マンハイム映画祭審査員特別賞を受賞。