肉体の門(1948)

肉体の門(1948), 1948

7.5 1948.08.10上映
日本 日本語 プロット 91分
太泉スタジオと提携する吉本映画第一回自主作品。田村泰次郎原作『肉体の門』の映画化で、小崎政房が始めて製作を担当、舞台と同じく小沢不二夫が新たに脚本を書いている。最初東宝で滝村和男プロデュース、黒沢明監督、山口淑子、三船敏郎主演で話もあったが、「金色夜叉(1948)」につぐマキノ正博作品と決定、M・S・Cの轟夕起子、月丘千秋および逢初夢子が主演する。他に映画界から小夜福子、水島道太郎、清川荘司、空気座から持役そのままに田中実が伊吹新太郎に扮して出演する。春名薫、花村陽子、成瀬昌彦も空気座である。撮影は「金色夜叉(1948)」の三木滋人。「わが街は緑なり」についで太泉スタジオで製作される。他のキャストはM・S・C、太泉、吉本三社で分担している。