越境者

越境者, 1953

6.7 1953.05.16上映
イタリア プロット 00分
「街は自衛する」のピエトロ・ジェルミが同作品に先立って監督した一九五〇年作品で、彼とフェデリコ・フエッリーニ(「戦火のかなた」)、トゥリオ・ピネリ(「ポー河の水車小屋」)が協同で原案を作り、フェリーニとピネッリが脚色した。撮影は「無法者の掟」のレオニダ・バルボーニ、音楽はカルロ・ルスティケリの担当。主演は「白い国境線」のラフ・ヴァローネ、エレナ・ヴァルツィで、「無法者の掟」のサーロ・ウルツィを除いては演技陣全体にシシリーの素人島民が起用されている。なおこの作品はカンヌ、ヴェニス其他の映画祭で八つの賞を獲得した。