「サンゲリア」「地獄の門」などで知られるイタリアンホラーの巨匠ルチオ・フルチが、1980年に手がけたギャング映画。 密輸組織が暗躍するナポリの港町。縄張り拡大をもくろむ組織によって兄を殺された過去を持つ密輸業者の男が、復讐のために組織に接近。やがて、組織の内部に潜んでいた裏切り者が幹部暗殺の手引きをしていたことが発覚し、事態は組織全体を巻き込んだ、大がかりな抗争へと発展していく。 ルチオ・フルチ作品ならではのバイオレンス、残虐描写も多数盛り込まれ、ギャングの新旧組織による血で血を洗う抗争が描かれる。「第9回・夏のホラー秘宝まつり2022」にて劇場初上映。