騎手物語

騎手物語, 1995

7.2 1995.05.13上映
ソ連 プロット 96分
引退を決意したベテラン騎手が、ライバルとの宿命の対決に挑む人間ドラマ。スピード感あふれる競馬レースを捉えたダイナミックなカメラワークが見どころ。第二次大戦が始まった翌年の40年に完成しながら、明るさと話術の楽しさを兼ね備えていた作品だったためか、“時代にそぐわない”というソ連政府当局の判断で19年間も公開されなかった。監督は「帽子箱を持った少女」のボリス・バルネット、脚本はニコライ・エルドマンとミハイル・ヴォルピン、撮影は『偉大な慰撫者』(日本未公開)のコンスタンチン・クズネツォフ、美術はA・ベルゲルとV・カムスキー、音楽はV・ユロフスキーがそれぞれ担当。