元パンクバンド、イヌの町田町蔵、現・芥川賞作家、町田康の同名短編小説を原作に、Dragon Ash、スガシカオなどのクリップで注目を集める須永秀明が、映画初監督。売れない脚本家、佐志はゴミを不法投棄されるほどの廃屋寸前の家で暮らしているが、その家主である義父から立ち退きを命じられても、引っ越す金がない。映画プロデューサーを名乗る老人が持ってきた仕事の話にとびつくが、それが災難の始まりだった。