台湾の名作演劇作品「北極之光」を、舞台版の監督であるリー・グオシュウの夫人で女優のワン・ユエによるプロデュース、息子のリー・スーユエンの初監督作品として映画化。1990年、大学生の北川と小鳳は教授からオーロラとその伝説について聞かされ、一緒にオーロラを見に行く約束をする。しかし、小鳳が脳腫瘍を患う妹の治療のためにアメリカに行くことになり、2人は離ればなれになり、その約束が果たされることはなかった。2014年、花屋を営むアリサは、彼女の母親が初恋の人が忘れられず、父と愛のない結婚をしたことにより、愛情に不信感を感じていた。恋人による裏切りを知り傷つくアリサのもとに母が危篤との知らせが入る。そして、アリサは病床の母から衝撃の事実を知らされる。歌手としても活躍するレイニー･ヤン主演。東京・シネマート六本木の特集上映「台湾シネマ・コレクション2015」上映作品。