ロシアとフィンランドとが戦争している最中、フィンランド最北の地ラップランドに住み負傷した両国の兵士をかくまったサーミ人の女性。互いに言葉が通じない男2人女1人の不思議な生活をユーモラスに描いた心温まる作品。監督は「国民的狩猟の特色」「検問所」のアレクサンドル・ロゴシュキン。出演は、フィンランドでラジオDJをするアンニ=クリスティーナ・ユーソ、「国民的狩猟の特色」のヴィッレ・ハーパサロとヴィクトル・ブィチコフ。モスクワ国際映画祭最優秀監督賞、最優秀男優賞(ヴィッレ・ハーパサロ)など5部門受賞。