天才劇作家・唐十郎率いる“劇団唐組”の活動を記録したドキュメンタリー。演劇界に衝撃を与えた1967年の新宿・花園神社での紅テント公演から40年。67歳となった唐は、現在でも紅テントにこだわり続け、ほぼ年1本のペースで新作戯曲を世に送り出している。本作では2006年秋の戯曲執筆から2007年春の公演初日までを追い、唐と14人の劇団員たちの芝居に対する凄まじいまでの情熱を描き出していく。監督は大島渚の次男、大島新。