22年製作、ドイツ表現主義を代表するモノクロ・サイレント映画「ノスフェラトウ」は吸血鬼映画の元祖。79年にクラウス・キンスキー主演で同名のリメイクも作られている。 原案は脚本のスティーブン・カッツが構想。TV脚本を書く彼は本作が映画第1作。脚本を読んだニコラス・ケイジが興味をもっていた監督に話を持ち込み、製作を担当した。監督は91年の長編第1作「Begotten」が米「タイム」誌で年間ベスト10に選ばれた後、MTVや舞台演出で活躍、本作が長編映画第2作。