シュザンヌの生き方

シュザンヌの生き方, 1970

7.5 1970.01.01上映
フランス フランス語 プロット 52分
ヌーヴェルバーグ、“カイエ・デュ・シネマ”派のリーダー格であるエリック・ロメールの“六つの教訓話”シリーズ第2作。製作はロメールと共に製作会社“レ・フィルム・デュ・ロザンジュ”を設立し、のちに監督となったバルベ・シュロデール(アメリカ進出後はバーベット・シュローダー)。ロメールは最初、このシリーズの映画化の予算を得られず、とりあえず小説の形で執筆しており、原作小説集の形でも出版している(邦訳・早川書房)。脚本・台詞もロメール自身。音楽にはモーツァルト作曲、歌劇『フィガロの結婚』の抜粋が使われている。出演はカトリーヌ・セー、フィリップ・ブーザン、クリチャン・シャリエールのほか、のちに教訓話の第3話『コレクションする女』(特別上映のみ)や「リスボン物語」に主演したパトリック・ボーショー、のちに「ママと娼婦」やロメールの「O侯爵夫人」などを製作するピエール・コトレルが顔を出している。