ロンドン・フィルムの総師アレクサンダー・コルダがハリウッドにおいて製作した1942年度天然色ジャングル映画。ルドヤード・キップリング作『ジャングル・ブック』中『狼少年』からローレンス・ストウリングスが脚色、アレクサンダーの弟ゾルタン・コルダ(カラナグ)が監督に当った。撮影は「われら自身のもの」のリー・ガームズと、「オペラの怪人」のW・ハワード・グリーン。音楽は「熱砂の秘密」のミクロス・ローザが担当する。「黒水仙」のサブウ、「ゴールデンボーイ 危機また危機」のジョゼフ。キャレイア、「カサブランカ」のジョン・クオウルンの他、フランク・パリア、ローズマリー・デ・キャンプ、パトリシア・オルウクらが出演する。