父の最期を看取るため田舎の農場に帰郷した姉弟を襲う怪異を描き、シッチェス・カタロニア国際映画祭2020で最優秀女優賞と撮影賞を受賞したホラー。父の病状が悪化したとの報せを受けたルイーズとマイケルの姉弟は、生家であるテキサスの人里離れた農場を久々に訪れる。そこには、母に見守られながらひっそりと最期を迎えようとする父の姿があった。しかし母は「来るなと言ったのに」と彼らを突き放し、姉弟は両親の様子がどこかおかしいことに気づく。その夜、母は首を吊って死亡。やがて姉弟は、想像を絶する恐怖に巻き込まれていく。姉ルイーズを「あるふたりの情事、28の部屋」「アイリッシュマン」のマリン・アイルランド、弟マイケルを「ディック・ロングはなぜ死んだのか?」のマイケル・アボット・Jr.が演じた。監督は「ストレンジャーズ 戦慄の訪問者」のブライアン・ベルティノ。