ジョン・カサベテス監督による異色のフィルムノワール。場末のストリップクラブを経営するコズモは、店の借金を完済した矢先にポーカー賭博でボロ負けし、マフィアに莫大な借金をつくってしまう。返済の見込みがないコズモに、マフィアは借金帳消しの条件としてある仕事を持ちかける。それは、敵対組織のボスであるチャイニーズ・ブッキーを殺すことだった。カサベテス監督の盟友ベン・ギャザラが、主人公を哀愁たっぷりに演じる。