1960年代後半から70年代の10年間に渡るドイツ赤軍の闘争を克明に描き、第81回アカデミー外国語映画賞候補になった社会派ドラマ。1967年、西ドイツ。女性ジャーナリストのウルリケ・マインホフは、ベトナム戦争に対する反米運動で逮捕された活動家アンドレアス・バーダーらの思想に共鳴。“バーダー・マインホフ”グループと呼ばれた彼らは、やがてドイツ赤軍として武装闘争を繰り広げるが……。主演は「善き人のためのソナタ」のマルティナ・ゲデック。