ダメ人生から抜け出すために一発逆転を狙って映画制作に奔走する男たちの姿を描いたコメディドラマ。幼なじみで腐れ縁のルークとタナーは、仕事も適当に、目的のない人生を送っている。勤務中の副業がバレてクビになったルークは、映画制作が儲かるらしいという話を聞き、タナーを誘って映画制作を始めることに。ある制作会社から「いい映画をつくればで2000万円で買い取る」と言われてその気になったものの、資金もなにもない2人は、ルークの父親の大好きな俳優が出演してくれるとウソをつき、ルークの父親から製作費を出してもらえることになる。しかし、そのウソがバレて父親が激怒。ルークとタナーの仲も崩壊寸前になる。それでもあきらめないルークは、金儲けのためではなく、タナーや父親のために、なんとしても映画をつくろうと奮闘するが……。監督は「フィアー・インク」のビンセント・マシャーレ。