1978年のデビュー以降、独自の音楽性とカリスマ性でロック界を牽引し続けるプリンスが、87年に自ら監督を務めて製作したライブフィルム。同年のアルバム「サイン・オブ・ザ・タイムズ」のリリースにあわせて行われたヨーロッパツアーから、ロッテルダムとアントワープでの公演の映像を中心に、ミネソタにあるプリンス所有のペイズリーパーク・スタジオで行われたライブの模様も収録。ポップかつ演劇的要素をもったプリンスのパフォーマンスを、余すことなくカメラに収めた。日本では89年に劇場初公開。2014年、HDニューマスターで25年ぶりに劇場公開。