マリア・ブラウンの結婚

マリア・ブラウンの結婚, 2012

9.3 2012.12.15上映
西ドイツ ドイツ人 プロット 120分
ニュー・ジャーマン・シネマの担い手として、戦後ドイツ映画界を牽引したライナー・ベルナー・ファスビンダー監督が、その名を一躍世界に広めた代表作。第2次世界大戦末期からドイツが復興の兆しを見せ始めるまでの約10年間にわたり、運命に翻弄されるヒロインの悲劇を描いた。戦時下で結婚式を挙げたマリアとヘルマンだったが、ヘルマンはすぐに東部戦線へと送り出される。戦争が終わってもヘルマンは戻らず、マリアは夫の戦死を知らされる。やがてマリアは黒人兵士ビルと結婚し、平穏な生活を手にするが、そこへ死んだと知らされていたヘルマンが戻ってくる。1980年に日本初公開(フランス映画社配給)。2012年、ファスビンダー監督没後30年の特集上映「ファスビンダーと美しきヒロインたち」でニュープリント版が上映。