1920年代のニューヨーク。ドロシー・パーカーと友人ロバート・ベンチリー、そして文士仲間たちはアルゴンキン・ホテルのラウンジにある大きな丸テーブルを囲み、そこで交流を温めていた。ドロシーは最初の結婚に失敗した後、チャールズという演劇記者と恋に落ちるが、幸せは長く続かなかった。自殺を図り、酒に溺れる彼女を支えるベンチリー。しかしふたりは最後まで一線を越えることはなかった……。華やかな時代に生きた女流作家の恋と苦悩を実話に基づいて描く。