極寒の地、アラスカを舞台に、ある事件がきっかけで知り合った狩猟に生きるサヴァイバリストと都会育ちの環境保護主義者の対立の物語を軸に展開されるアクション・ロマン。主演は「ブレードランナー」から「ビジター 欲望の死角」まで、暴力と神秘性を併せ持つキャラクターを演じさせれば天下一品の個性派俳優、ルトガー・ハウアー。今回の企画を気に入った彼は共同エグセクティヴ・プロデューサーとしても名を連ねている。監督はピーター・マスターソン、撮影は「トイ・ソルジャー」のトーマス・バースティン、美術は「告発の行方」ほかのリチャード・ウィルコックスが担当。共演は『本日はお日柄もよく ベッツィの結婚』(V)のディラン・ウォルシュ。男臭いムードの中、紅一点の形で新人リヤ・キールステッドが華を添えている。