地獄の最前線

地獄の最前線, 1961

8.0 1961.05.30上映
フィンランド プロット 00分
第二次大戦に祖国防衛に立ち上ったフィンランド兵士の姿を描いたフェイノ・リンナの『無名戦士』を原作にしたセミ・ドキュメンタリーの戦争映画。脚色はリンナ自身とユハ・ネファライネン。監督は、これで二十五本目というエドフィン・ライネ。撮影は、ペンティ・ウンホ、オスモ・ハルキーモ、オラフィ・ツォーミ、アンテロ・ルーホーネンの四人が担当。音楽はジャン・シベリウスとアンティ・ソンニーネン。出演はフィンランド国立劇場専属俳優のコスティ・クレーメレのほか、ユシー・ユルカ、マティ・ラーニン、ヘイキ・サフォライネンなど。製作T・J・セルッカ。なお原作は一九五四年発表され、三十万部売れたというが、原作者は日雇労働者。そしてこの映画は一九五六年度ベルリン映画祭で国際カトリック大賞を受けている。