14年振りに出所した伝説のヤクザが、時代に翻弄されてもがく様を描いた極道映画。監督は「赤と黒の熱情」の工藤栄一。安藤昇の原作を「BLUES HARP」の森岡利行と「文学賞殺人事件 大いなる助走」や、最近ではテレビで活躍しているベテランの志村正浩が監督と共同で脚本に仕上げた。撮影は「BREAK HEAT -バクの胃袋を開け!-」の下元哲があたった。音楽は全編にヴィヴァルディの旋律がちりばめられた。主演は「極道の妻たち 決着(けじめ)」の中条きよしと「修羅がゆく8 首都血戦」の濱田のり子。