北海道の南岸、太平洋に面した小さな町・浦河町で90年以上続く小さな映画館「大黒座」にまつわるドキュメンタリー。人口わずか1万4000人余りの浦河町には、大正7年から町の人々に愛され続けている映画館「大黒座」がある。桟敷席で火鉢を抱えて映画を見た時代から、深夜まで映写機を回すほど栄えた時代、テレビやビデオの普及で暖房費のかかる冬場は土日だけ営業していた時代など、大黒座の歴史と歴代館主の思いをたどる。
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