名作ミュージカル「屋根の上のバイオリン弾き」の知られざる舞台裏を追い、華やかなハリウッドとブロードウェイの光と影を浮き彫りにしたドキュメンタリー。 ロシア革命前夜のウクライナで暮らすユダヤ人一家の日常と苦難を描き、日本でも長年にわたって愛され続けてきたミュージカルの金字塔「屋根の上のバイオリン弾き」。1971年にはノーマン・ジュイソン監督による映画版も製作され、世界的ヒットを記録した。本作はその成立過程を丹念に追い、意外な事実を明らかにしていく。ジュイソン監督がユーモアを交えながら裏話を語るほか、主演を務めたトポルや3人の娘役の俳優たち、音楽を手がけた巨匠ジョン・ウィリアムズも登場し、当時を振り返る。 「ハロルドとリリアン ハリウッド・ラブストーリー」のダニエル・レイムが監督を務め、「ジュラシック・パーク」シリーズの俳優ジェフ・ゴールドブラムがナレーションを担当。