本格ミステリー作家として知られる島田荘司が、探偵・御手洗潔を主人公に描く人気シリーズの一作「星籠(せいろ)の海」を映画化。天才脳科学者で、探偵を趣味とする主人公の御手洗潔に玉木宏が扮し、映画オリジナルキャラクターで、ヒロインとなる小川みゆき役で広瀬アリスが共演している。監督は「相棒」シリーズの和泉聖治。瀬戸内海の小さな島で、半年の間に6体の身元不明の死体が流れ着くという怪事件が発生。その話に興味を抱いた御手洗は現地に飛び、死体が広島県福山市から流れ着いたことを突き止める。しかしその後、外国人女性の変死や、滝つぼに目と口をふさがれた男女が拘束されるといった奇妙な事件が続発。御手洗は絡み合う事件の真実を探る。