「不知火海」「水俣 患者さんとその世界」など、長年に渡って水俣病問題を追い続けてきた土本典昭監督の軌跡を辿るドキュメンタリー。1965年以来、17本にも及ぶ水俣関連作品を手掛けた土本監督。水俣病の公式確認から50年を迎えた2006年、久々に訪れた水俣の海や自宅で自身の作品を振り返り、水俣への思いを語る。メガホンを取るのは「ぼくらはもう帰れない」がベルリン映画祭で上映され注目を集めた藤原敏史。