重要無形文化財保持者である観世流能楽師・津村禮次郎が30年にわたって毎夏訪れつづける新潟県佐渡で、朱鷺を題材にした新作能を制作する過程を捉えたドキュメンタリー。佐渡の小学生たちから寄せられた詩をもとに謡を書き、世界的に知られる佐渡出身の太鼓パフォーマンス集団「鼓童」のメンバーや地元住民との交流を通して佐渡色ゆたかな作品が作りあげられていく様子を追う。監督は「面打 men-uchi」の三宅流。