「ダーウィン事変」でマンガ大賞2022の大賞を受賞した、漫画家うめざわしゅんによる「海の夜明けから真昼まで」(オムニバス集「一匹と九十九匹と」所収)を実写映画化。 社会と自分に絶望して生きることをあきらめた男。その男が起こした監禁事件に巻き込まれた女子高生・麻衣。暴力事件を起こして居場所を失った麻衣の同級生・氏家。都心から少し離れた小さな港町を舞台に、1つの監禁事件をきっかけに3人の登場人物の歯車が動き出し、生きづらさを抱えた人々が一歩を踏み出す瞬間を描く。 主演は、俳優やミュージシャンとして活躍する吉村界人。監督は、若手映画監督の登竜門として知られる田辺・弁慶映画祭の第15回で審査員特別賞を受賞した「情動」の林隆行。林監督と吉村がタッグを組んだ短編3作品をまとめた「人間、この劇的なるもの」の一編として、田辺・弁慶映画祭の受賞作品を上映する「田辺・弁慶映画祭セレクション2022」(22年9月16日~10月6日=テアトル新宿/22年10月14~20日=シネ・リーブル梅田)にて劇場公開。2023年8月、単独で劇場公開。