明治時代、夫と共に日本初の知的障害児教育を実践した石井筆子の半生を常盤貴子主演で映画化。幕末に長崎県大村藩士の娘として生まれた筆子。成人後は華族女学校で教鞭をとるかたわら津田梅子らと女性の地位向上を目指し動き出す彼女だったが、知的障害を持つ長女を障害児教育施設・滝乃川学園に預けたことから、園長の石井亮一と運命の出会いを果たす。監督は「石井のおとうさんありがとう」で“児童福祉の父”石井十次を描いた山田火砂子。