無実の罪を着せられた男の復讐劇を描くマカロニウエスタン。牛泥棒のジルから牛を買ったばかりに、自身も牛泥棒呼ばわりされたブラントは、無実であることを証明しようとして殺人を犯してしまう。町から逃げ出したブラントは、牛泥棒の真犯人であるジルを追ってさすらいの旅を続け、その途中で悪人たちに辱めをうけていた牧師の娘ルーシーを助ける。やがてルーシーに暴行を加えた悪人たちを見つけたブラント。その中にはジルの姿もあった。しかし、彼らのうちの1人が町の有力者の息子であり、ブラントには賞金が懸けられていることから、逆にブラントが保安官に捕らわれそうになってしまう。監督・脚本は、監督は「風の無法者」のジョージ・フィンレイことジョルジョ・ステガーニ。