街は誰のもの?

街は誰のもの?, 2021

8.6 2021.12.11上映
日本 日本語 プロット 98分
ブラジルのストリートカルチャーを、デザインと文化人類学的視点から捉えたドキュメンタリー。多様なルーツやカルチャーが混じり合う南米一の大都市サンパウロ。そこには歪んだ社会に抗いながら生きるグラフィテイロ(グラフィティアーティストの現地での呼称)やスケーターの姿、そして街を歩き、座り込み、踊り明かす人々の姿があり、イリーガルな表現活動から日常生活までが地続きに営まれていた。グラフィックデザインをベースに文化人類学的アプローチで活動する阿部航太が半年間の現地滞在を経て製作した2019年のドキュメンタリー「グラフィテイロス」を基に、より広い視点で都市を捉え直し、約50分の新たな映像を加えて再編集。ブラジル4都市をめぐり、路上から投げかけられた「街は誰のもの?」という問いへの答えを追う。