大阪ミナミ界隈を舞台に、ヤクザも黙る高利貸しとして恐れられた金融王の活躍を描く。『週刊漫画ゴラク』(日本文芸社・刊)に連載中の同名漫画(天皇寺大・作、郷力也・画)が原作で、既に作られ好評のオリジナルビデオ・シリーズから発展しての映画化。『トイチの結婚』『一千万円の女』の2本立て。監督は「遊びの時間は終らない」の萩庭貞明。脚本は永沢慶樹と伊藤秀裕。撮影は三好和宏が担当。今作と「PART II『銀次郎VS整理屋』」(92分)の三部構成で上映された。