「夜明けまでバス停で」「痛くない死に方」などの高橋伴明監督が1988年に手がけた、ストーカーに脅かされる主婦の恐怖を描いたバイオレンススリラー。
夫や息子と3人で都会の高層マンションに暮らす靖子。いたずら電話やセールスマンの勧誘に神経質になっていた彼女は、ドアチェーンの間から強引にパンフレットを差し込もうとしたセールスマンの指を挟んでしまう。その翌日から、ドアに卑猥な文字を書かれるなど嫌がらせが続くようになり……。
高橋監督の妻でもある高橋惠子が主演を務め、堤大二郎がストーカー化したセールスマンを怪演。後に監督として「富江」シリーズなどを手がける及川中が高橋監督と共同で脚本を担当。2023年2月、オリジナルのスーパー16ミリのネガをもとに撮影監督・佐々木原保志が監修を手がけたデジタルリマスター版をリバイバル上映。
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