スクリーンデビューから60年を数える名優・藤竜也が80代最初の主演作として出演する人情コメディ。 76歳になった織田桃次郎は、かつて高校のラグビー部でマネージャーを務めたサクラが経営するデイサービス・桜ハウスが倒産の危機に瀕していることを知り、元ラグビー部の仲間を集めてサクラを助けようと思案する。桜ハウスを立て直すには銀行からの融資が必要で、そのためには加入者を増やさなければならない。桃次郎たちが試行錯誤の末に思いついたのは、ゲートボール大会に出場して優勝し、施設の知名度を上げるというものだった。桃次郎と仲間による「チームさくら組」は、老いたカラダにむち打ちながらも高校時代に培ったチームワークで奮闘する。そんな彼らの前に悪徳ゼネコン企業の陰謀が立ちはだかる。 桃次郎役の藤のほか、石倉三郎、大門正明、森次晃嗣、小倉一郎といったベテラン俳優陣がラグビー部仲間として出演。山口果林、田中美里、毒蝮三太夫、本田望結、ゲートボール愛好家として知られた故・三遊亭円楽らが顔をそろえる。