寂れた商店街を舞台に、大人たちの闇と若者たちの姿を対比させながら現代社会を冷酷かつ皮肉に描いたドラマ。 人づきあいが苦手な宮田駿は環境を変えるために上京し、下町の商店街にある弁当屋でアルバイトを始める。夢見ている小説家への道は険しいが、弁当屋では気さくな店主・児玉ゆり子や同僚の小坂由香らに囲まれ、新生活は順調に滑り出したかに見えた。そんなある日、駿と由香は、ゆり子が商店街会長の佐伯とともに、商店街全体を巻き込んだ残忍な計画を企てていることを知る。駿と由香は行動を起こせない自分たちに歯がゆさを感じながらも、秘密を共有するうちに距離を縮めていく。 テレビドラマ「シャーロック」のゆうたろうが主演を務め、特撮ドラマ「仮面ライダーゼロワン」の鶴嶋乃愛がヒロイン・由香を演じた。監督・脚本は「インフォ・メン 獣の笑み、ゲスの涙」の金子智明。