人気ボーイズグループ「7ORDER」の長妻怜央と元「AKB48」の宮澤佐江が共演したサスペンスコメディ。 カフェ店員の青年・木梨栄木には、泥棒という裏稼業があった。彼が次のターゲットに定めたのは、1日でも早く世界が終わることを願っている婦人警官の眉村ゆずきだった。彼女の部屋に忍び込んだ木梨は、現金の入った封筒の中に「ずっとお前を見ているからな」という手紙を見つけて驚くが、それ以外は特になにもなく、無事に仕事を終えることができた。しかし後日、木梨の飼っている豆柴の天然くんが姿を消してしまう。愛犬を盗まれたと思い込み、失意のどん底に落ちる木梨。その頃、木梨や眉村の暮らす街では爆弾予告事件や小学生の誘拐騒動などが相次いでいた。事態は予想外の方向へと進んでいくが、そのすべてを木梨のもとから逃げ出した天然くんが目撃していた。 今回が映画初主演となる長妻が主人公の木梨、特撮テレビドラマ「ウルトラマンデッカー」などで活躍している宮澤が婦人警官の眉村を演じた。監督・脚本は劇団「ヨーロッパ企画」出身の作家・演出家の西垣匡基。