「百円の恋」の脚本や「喜劇 愛妻物語」の監督で知られる足立紳が、少年たちの葛藤と前進をつづった小説「弱虫日記」を自らのメガホンで映画化した青春映画。 地方の町に暮らす小学生の瞬は、乳がんを患う母の病状よりも、中学受験のため無理やり学習塾に入れられそうなことを心配していた。そんな彼の周囲には、犯罪歴のある父を持つ親友・隆造や、いじめを受けながらも映画監督を目指す西野ら、それぞれ問題を抱えながらも懸命に明日を夢見る仲間たちがいた。ある日、瞬はいじめを見て見ぬ振りしたことがきっかけで、友人たちとの関係がぎくしゃくするようになってしまう。 関西ジャニーズJr.の人気グループ「Boys be」の池川侑希弥が映画初主演を務め、両親を臼田あさ美と浜野謙太、親友・隆造の父を永瀬正敏が演じる。