日本を代表するバレエダンサーで振付師の熊川哲也が主宰するKバレエカンパニーによるバレエ公演「くるみ割り人形」を映像収録し、映画館のスクリーンで上映。クリスマスシーズンの人気演目で、オリジナリティあふれる物語展開と、次々と移り変わる豪華絢爛な舞台装置が見る者を魅了する熊川版「くるみ割り人形」。2020年12月にBunkamuraオーチャードホールで上演された同演目の舞台の模様を収録した。19世紀はじめ、人形の国ではねずみたちとの領地争いが起こっていた。ある日、ねずみの王様は人形王国に魔法をかけ、マリー姫をねずみに、婚約者の近衛兵隊長をくるみ割り人形に変えてしまう。魔法を解くには、世界一硬いクラカトゥクくるみを割るしか方法はない。しかし、そのためには純粋無垢な心を持つ人間の助けだった。その人物を探すよう人形の王に命じられたドロッセルマイヤーは人間界へと旅立ち、少女クララと出会う。