イギリスが世界に誇る名門歌劇場ロイヤル・オペラ・ハウスで上演されたバレエやオペラの演目を映画館のスクリーンで上映する「英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2021/22」の1作で、チャイコフスキー作曲のバレエ「くるみ割り人形」を映像収録(2021年12月9上演作品を収録)。振付は、1984年に初演されて以来、「くるみ割り人形」の決定版とも名高いピーター・ライトによるもの。手品師で発明家のドロッセルマイヤーは、王室でねずみを退治する罠を発明したが、ねずみの女王は復讐のためにドロッセルマイヤーの甥ハンス・ピーターに呪いをかけ、くるみ割り人形の姿に変えてしまう。呪いを解くためには、くるみ割り人形がねずみの王様を倒し、どんな外見であっても彼を愛してくれる娘が現れなければならない。シュタルバウム家のクリスマスパーティに招かれたドロッセルマイヤーは、家の娘クララにくるみ割り人形を贈る。クララはドロッセルマイヤーの誘いによって魔法の世界に入り込み、そこでねずみの王様とおもちゃの兵隊たちの戦いを目にする。くるみ割り人形/ハンス・ピーター役をアクリ瑠嘉、ローズ・フェアリー役を崔由姫が務めるなど日本出身ダンサーも活躍。
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