愛知県・名古屋掖済会病院のER(救命救急センター)を取材したドキュメンタリー。 名古屋港から北へ3キロの場所に位置する名古屋掖済会病院のERは、救急車の受け入れ台数が年間1万台と県内随一で、24時間365日さまざまな患者が運び込まれてくる。「断らない救急」をモットーとする同病院では、身寄りのないお年寄りから生活困窮者まで誰でも受け入れてきたが、新型コロナウイルスのパンデミックにより、救急車の受け入れ台数は連日過去最多を更新。他の病院に断られた患者も押し寄せ、みるみるベッドが埋まっていく。かつてない窮地に立たされたERの様子をありのままに記録し、ERの仕事を“究極の社会奉仕”と捉えて日々全力を尽くす医師たちの姿を映し出す。 東海テレビによる劇場公開ドキュメンタリーの第15弾で、「ヤクザと憲法」「さよならテレビ」の阿武野勝彦と土方宏史がプロデュースを手がけ、足立拓朗が映画初監督を務めた。
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